今、我々に出来ること

大神神社(おおみわじんじゃ)での三卯大祭でも急遽、東北太平洋沖地震復興祈願祭と合わせて行われました。

 

3年前の5月に、歯学部の同窓会が石垣島でありました。

大阪から石垣の白保に移住し開業している同級生がいるからです。

その時に久しぶりに再会した親友。

それから1カ月しないうちに、診療後の院長室で亡くなっているのを奥さんが見つけました。

 

すべての魂は、この世での必要な体験を完了した上でしか肉体を去らない。

そんなことはわかっているのだけれど、いざ自分の身近に起こると頭では理解できても心が納得しない。

お通夜でも、告別式でも、悲しかったけれど涙は出ませんでした。

現実感が全くありません。

石垣島でうれしそうに喋っていた彼の笑顔が脳裏に浮かぶからです。

 

今現在でも、莫大な死者の他に行方不明者が1万人を超えています。

まだこの瞬間でも、どこかで息のある人が助けを求めているかもしれない。

そう考えると、メッセージを書く手が止まるし、不謹慎なことは書けないとも思うのですが、どうしても必要みたいなので敢えて書きます。

先日来、「2012年問題の真実」を読まれる方が急増しています。

あるサイトで取り上げられた影響もあるのですが、今回の地震で急に不安になって、2012年問題と関連付けて調べる人も多いのだと推測します。

 

地球は人類とともにアセンションする、これは確実だと思います。

ただその中で、日本に限らず様々な災害が起こる可能性は(今回も現実に起こったわけですから)十分にあり得ます。

だからメッセンジャーたる人は、下手な未来予想を慎まなければならない。

今、身内を亡くされた方、あるいは行方がわからない方のご親族やご友人、その心配はいかばかりかと拝察いたします。

しかしながら、現在被災地から離れている人たちが「自分は大丈夫だろうか」「これから日本はどうなってしまうのだろう?」とかの不安にかられると、これは非常に大きな問題を新たに引き起こします。

つまりそのネガティブなエネルギーは次のネガティブな事象を呼びかねないし、今の災害による復旧が遅れかねません。

どうか、冷静にそして沈着に対応して頂きたいと思う次第です。

 

いざという時の備えはきっちりしてください。

そして決してパニックにならずに行動してください。

あなたと、あなたの周りを助けてください。

どうか、何としても生き抜いてください。

 

今、残された我々は、ただ生きているだけで幸せなのです。

 

今回、世界中から60カ国以上の国々の支援の申し出があります。

60カ国ということは、本来自分の国すら大変なところがあるということです。

ニュージーランドにしてもそう。

まだ先日の地震から立ち直っていないはずなのに、援助してくれようとしています。

 

心をひとつに

そして

ねじれた過去を元に戻す

 

もしかしたら、日本はその礎となるのかもしれません。

 

ここからはあくまでも私見です。

今、我々に出来ること。

義援金が必要なのは、今ではありません。

それは後々の復興の時です。

毛布や衣類や食べ物。

それらは周りの自治体や政府が十分に備蓄しているはずです。

何より被災地までの安全な道がまだ確保されていません。

二次災害は避けなければならない。

なにより、政府の指示に従うことです。

小さなボランティアグループが各々勝手に活動すべきではないと考えます。

きちんとした統制の元にやりましょう。

今現在、我々に出来ること、それは節電に他なりません。

関東方面に安定した電力供給がなされるまで、必要のない電気は使わないこと。

ワンネスビルでも、ワンネス歯科でも昨日より節電体制に入りました。

状況は刻一刻変わります。

ニュースを見て、その時出来る最善のことを躊躇なく行いましょう。

何としてでもやり抜くのです。

 

え?

為ちゃん、すでに単身で被災地に向かったって?

う~ん、あの人慣れてるから・・・・。

2011.3.14

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