救われし者

九州旅行で宿泊しているホテルでニュースを見ていて思いついた話をひとつ。

9日ぶりに救出された少年と祖母の話は本当に一条の光が差したような思いでしたよね。

彼はこれから退院してから色々と大変でしょうが、彼を見つめるお父さんの目、そして父親を見る彼の目には本当に癒されます。

素晴らしいご家族だと感じました。

救出してくださった警察官や救急隊の皆さんには心からお礼を言いたいと思います(もうニュース見ながら言いましたけど)

 

今から25年前、御巣鷹山で日航機123便が墜落して乗客乗員全員死亡かと思われた時、わずかながら助かった命がありました。

中でも印象に残っているのは、ヘリコプターに救助隊員に抱きかかえられながら牽架されつつ収容された少女の姿です。

その後、彼女が公の前に姿を現すことはあまりなかったと記憶しています。

確か数年前だったかに結婚もされたように聞いています。

彼女の人生を想像するのは非常に困難であるし、それ自体破廉恥な行為のような気もします。

でも彼女は自分の人生を一所懸命生きてきましたし、これからも生きていかれるでしょう。

今回救助された少年はどんな人生を歩んでいかれることでしょう?

 

ここに有名なヒーラーでスピリチュアリストがいたとします。

彼はヒーリング活動もしますが講演や著作活動にも積極的です。

一度大きな会場で講演会を催せば軽く数千万円のお金が動きます。

ここではお金のことを云々したいわけではありません。

彼はそれだけたくさんの人に影響力があるので、非常に素晴らしいメッセンジャーであると世間は認識します。

 

さて、日航機事故の時の少女はその後、自分の人生を歩みはしましたが、そして今もその真っ最中ですが少なくとも現在までのところ目立った活動はしておられません。

先ほどのヒーラーと彼女を比べたらメッセンジャーとしてどちらが優れているのでしょうか?

答えは、どちらにも優劣はない、です。

こんなものは比べるもんじゃない、という意味合いで言ってるわけではないんです。

つまり、この次元の目で見れば明らかにヒーラーの方が活躍しているし、彼女は地味に人生を生きているだけです。

ところが、光の目で見れば、どちらも同じ。

あのような事故に遭いながら、その後必死に生きていることそのものが光の目で見れば、彼女が意識していないにもかかわらず全世界にものすごい量のメッセージを届けているのです(というか光で照らしていると言った方が妥当かも)

 

救われし者は実は選ばれし者なのです。

今もどこかで普段通りに家庭生活を営んでいる、あの時の少女に僕は感謝の念で一杯です。

今回の16歳の少年もきっとそうなることでしょう。

神の祝福を。

 

本日のブログのタイトルを考えていた時に、なぜか「You’re my only shinin’ star」を口ずさんでいて、記事を書こうと思ってパソコン開けて何気にYahoo トピックスを見たら、一番下に「中山美穂10年ぶり新曲を被災地へ」だって・・・・。

おいおい、ええかげん恐いって。

2011.3.23

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