DANCE IN THE MOOD

昨日朝は整体のM先生のところ、ここで長い間懸案だったことに関して大きな気づきを得ました。

この話は近いうちにお話ししましょう。

昼から歯科医師会館にて11月に行われる「歯科保健フェスティバル」の実行委員会に出席。

昨日一日だけで、5日分くらいのブログネタを仕入れました(ネタて、笑)。

奈良は非常に蒸し暑かったです。

僕は単に暑いのは平気なのですが、湿度が高いのは全然ダメ。

そんな中、昨日一番ムカついたのは、いまだに冬の制服着てる男子中学生二人組を見た時。

おまえら、他人の迷惑考えろっちゅうねん!

電車の隣の席で携帯で通話されるよりイラッときました(笑)

 

本日、ひとつご紹介したい動画があります。

ここに貼りつけてもいいんだけれど、できれば本家本元のサイトに行ってもらいたいという意図がありますのでリンクします。

YUKIKOさんの「地球人のためのスピリチュアルレッスン」より

the POWER of Words

 

さて、表題は今週のヴィクトリア・マイル(G1)のJRAのCMに使われている牝馬の名前です。

すでに引退していますが、要らん時に突っこんでくるやっかいな馬でした。

一応、桜花賞馬です。

僕が他所から記事をパクルのはこれで2度目。

作者不詳で、特に了解を得なくてもいいやつしか取りません。

なぜ、この文章を今載せるのか?

その解説は明日。

でも僕に言わすと、なぜ今このCMをJRAが出してきたのか?の方が気になります。

この文章書いたやつ、なかなか凄い才能だと思います。

 

 

「失くしたら、自由になった」

 

 

まるで、呼吸の仕方を

突然忘れたような気分だった。

腕を骨折した日から、ドラムを叩けなくなったのだ。

僕を包んでいた大きな力が消え、バンドは去り、

終わりのみえない春休みの中に僕はいた。

 

 

第1回のヴィクトリアマイルをみたのは、

ダンスインザムードが出ていたからだ。

かつて「天才少女」とも呼ばれた良血馬。

二年前の春には、僕も連勝させてもらった。

だが桜花賞を終えると

少女の魔法が解けたのか、二度と勝てない彼女がいた。

その日、僕は彼女に

勝ちと負け、どちらを望んでいたのだろう。

 

 

走りだした十八頭の古馬たちは、

みんな僕より大人にみえた。

ダンスインザムードはずっと、

五、六番手にとどまりつづける。

第4コーナーを過ぎても、加速する気配がない。

それでいいよな、あたたかい諦めと安心が

僕を満たそうとしたその瞬間、

刃物のようなギャロップで、

ダンスインザムードが内側から差し切った。

 

 

速度を緩めてゆく彼女と、目が合ったような気がした。

甘い感情移入など拒むような強い視線に、

僕は思わずたじろいだ。

真っ黒な馬体が、踊っている。

その毛並は二年前より眩しくみえた。

 

そうか、魔法は所詮、魔法なんだ。

それよりも、

魔法が解けたところから、僕らはやっと始まるのだ。

何をやってもいい、何をやらなくてもいい。

ドラムスティックを持たない今、

僕は手ぶらで、いよいよ自由だった。

ダンスはつづく。

僕はこの春休みを、もうすこしだけつづけよう。

でも蒸し暑い季節が来る前に、

まず引っ越しでもしてみようかと考えていた。

2011.5.13

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