結婚とは何か?
最近時々更新が滞ったりするのですが、これはネタがないのではなく、時間がとれないからです。
昨日午前中は大阪歯科センターで見学、奈良に戻ってきて夕方から歯科医師会で会議。
終わったのが午後7時。
その後当然飲みに行きました。
前から一度食べてみたいと思っていたカツオの塩タタキ。
う~ん、美味。
さて本日のお題である結婚。
これも案外究極の問題だったりするような気もするのですが、ブログの方でサクッと取り扱っちゃいます。
お見合いであろうが、惚れたハレたでくっつく場合であろうが、結局はね、みんな心の中で損得勘定しているんです。
愛しているから、好きだから結婚した。
あ~た、嘘ついちゃあいけませんよ。
この人はすごく優しくて自分のことを大切に思ってくれている、と思うから結婚したんでしょ。
この人の収入だととりあえずは何とかなりそうと思うから。
収入が少なくても、この人となら価値観が一緒だから楽しそうと感じたから。
高学歴だから生まれてくる子供も賢いんじゃないか、という期待が心をよぎる。
要するにすべてある条件を元に計算をして結婚したわけです。
条件というのは結婚生活に対する期待と言い換えてもいいでしょう。
自分にとって都合のよい期待です。
そしてその期待は必ずや裏切られるのです。
あなたは彼が、彼女が結婚前と変わってしまったと言うかもしれません。
でもね、自分自身に当てはめてもわかりますが、人は絶対に変わりません。
というか変わろうと思っても変われるもんじゃありません。
じゃあどういうことかと言うと、あなたが勝手に期待して、その通りにならなかったから相手が変わったと勘違いしているだけです。
このことを理解しない限り、結婚生活なんてうまくいくはずがないのです。
僕にしたってそうなんだもん。
僕が妻を選んだのはね、前にも書いたかもしれないけど、まず横山歯科に衛生士として勤めていた時に誰よりも朝早く来て準備をしていたこと。
そしてそれに関して、「なんで私ばっかり」ということを一切言わなかったこと。
交代で朝一番の準備をするようにしようとか提案して、人間関係が面倒くさいことになるのが嫌だったからだそうですが、それにしても中々出来ることじゃありません。
生まれもってのものだと感心しました。
それと、この女性なら僕が年とって寝たきりになったとしても嫌な顔をせずに面倒をみてくれるだろうと思ったから。
完璧に損得勘定です。
そこで僕が彼女に何をしてあげられるのか、なんてことは心の片隅にも沸いてきませんでした。
夫婦というのは確かに前世の絡みもあるんですが、それよりなにより、陰陽を形成するものどうしが出会って新しいものを生みだしていくのだ、というのが結婚の本質。
陰陽というのは正反対ということではなく、本質的に同じものを持っていながら同時に異質であるということです。
新しいものというのは、生まれてくる子供のことも含みますが、まさしく新しい人生という意味です。
離婚をした親を持つ子供は自らも離婚しやすい。
これこの世界の原則。
何度も離婚を繰り返す人は、また離婚する。
これも原則。
なぜなら、結婚ということの意味をわかっていないからです。
単に自分の心の空洞を埋めてくれる相手を探しているんなら、そりゃそのうちうまくいかなくなるのは当然でしょ。
何度かの離婚の後、生涯を共にする伴侶にようやく巡り合えたとします。
そうするとね、次に起こってくるのは夫婦どちらかのガンなどの病気です。
これが一番可能性というか、頻度が高いようです。
それを通して、本来結婚を通して体験したかったことが体験されるわけです。
ここでも繰り返し述べますが、そこで皆さんが体験するのは、異性の親との間で中途半端になっていたことがらです。
それに気づかない限り、何度結婚しようが離婚しようが同じこと。
必ず違った形で繰り返しあなたの前にやってきます。
それに気づくと、結婚生活は本当の意味でクリエイティブなものとなるでしょう。
結婚生活というのは本来、ドキドキワクワクするようなものなんだけどなぁ。
最後に、先日メールをくださった方へ。
相変わらずメールが送信されません。
携帯から送ってもダメでした。
再度設定確認をお願いします。
よくお分かりにならなければ、FAX番号でも教えていただければ、それにて返信いたします。
2011.6.3