Invitation to Religion ~宗教への勧誘~
この一年でほとんど現時点で必要なことは書いてきたように思います。
地球の波動の変化に合わせてよりシンプルに、より軽やかに、そしてより深く書いてきたつもりです。
今すでにちょうど一年目の日に書く内容も決めています。
それはアセンションとパラレルワールドに関する話です。
その後はどう展開していくのか、あと2週間ほどなのによくわかりません。
このHPはリース契約しているので、リース期間中は書き続けるのかもしれません。
そんな僕に、この前少しお話しましたがある宗教への勧誘がきます。
僕はその宗教を否定も肯定もしませんが、僕の目にどう映るかということはお話してもいいかなと思いました。
要するに仏教の真髄を教えてくれる老師がいるということです。
人が何のために生まれてきて、四苦八苦の中をどのように生きて、死後はどうなるのか、それらを語ってくれて目から鱗、人生が180度変わったと言われるのです。
一昨日なんかは、「死ぬのが恐くありませんか?」と聞かれ、
「死というのは単にエネルギーが肉体を脱ぎ捨てることだということを知っているので恐くありません」と答えました。
僕とすれば「恐くない」とだけ答えれば良かったのですが、多少向こうが話している相手がどの程度のものかわからしてあげる方が良いかと思いそのように答えたのです。
相手は僕より9歳年上のかなり有名な歯科医です。
「ではあなたの目の前に地獄があるとしても恐くないですか?」
「地獄などというものがないというのを知っているので恐くありません」
「あなたが頭でどう考えようと勝手だけれど、お釈迦様は死後の世界としてそういうのがあるとおっしゃってるんですよ」
「じゃあ釈迦が間違っているか、それを伝えた人が間違っていますね。そもそもその老師にしたって直接釈迦の言葉を聞いたわけじゃないのに、本当に釈迦がその経典に書いてある通りに語った証拠がどこにあるんですか?聖書にしたっていつの時代においても時の政治によって内容が捻じ曲げられているんですよ」
てなやりとりが少し続きまして、
「先生、そういうのを我というんです。先生の我が頭でそう考えさしてるのね。鏡(カガミ)ってあるでしょ。先生も鏡をご覧になって、そこから我(ガ)が抜けたら神(カミ)になるんですよ」
こいつ、誰に対してしゃべってるのかわかってるんか?
これは僕の心の声(笑)
普通、僕のようなメッセンジャーはある程度エネルギーに対して敏感です。
ですから個人セッションを受けに来られた方であっても、その人が格下とかではなく、会ってみれば本人がそうと気づいていないだけで、この人天使じゃんと思うことなんていっぱいあるのです。
むしろこの人が目覚めたら僕なんかよりよほどすごいのに、と思うことも少なくありません。
先ほどの先生はそういった面において全然イケてません。
それはなぜか?
その老師に教えを請うという形をとっているからだし、依存しちゃってるからなんですね。
それが決して安くない(というかメチャクチャ高い)お金を取り、教団を維持していく絶対条件です。
もうこの時点でその老師の伝えてくれる話がどれだけ素晴らしくても、精巧に出来た偽物に堕しちゃってます。
「シャングリラからの伝言」に限らずまともな宗教は相手の中に神(仏性)を見ます。
見れないような人はメッセンジャーにはなれません。
ということは、宇宙の話でもディクシャでも何でもいいんですが、ほんの僅かなキッカケを与えてあげることであとは自動的にその人が目覚めていく、そのお手伝いをするだけなのです。
その後のことはその人の中で本当に自動的に起こっていきます。
だって、元々すべての人の中にあらゆる真理は眠っているんだもん。
どこかの導火線に火をつけりゃ次々真理が内面で爆発していきますって。
これが自立した人の目覚めです。
これこそがこれからの宗教の在り方です。
それを困ったらお寺に来て相談する、ということをやっていたらいつまでたってもその人は成長しませんし、目覚めからは遠ざかります。
僕がもし有名人なら、このブログを有料メルマガにすることも講演会を開いて結構なお金を稼ぐことも、個人セッションで高額な料金設定をすることも可能でしょう。
こういうものは商売としてやるなら、オープンにせずにごく限られた人にだけ話した方がいいのです。
そのためのチケットが高額なお金です。
僕の勧誘された宗教ではお金プラス「ご縁」というもっともらしい言葉を使います。
それにより聞く人には、ただの話がものすごく価値を持って見えるから。
個人セッションでも目の前の問題をとりあえず解決してさしあげることなど場合によってはものすごく簡単。
そしてその人は数年後にまた困った状況になられるでしょうから、またその時に多額の謝礼と引き換えにちょっとしたことをお教えして解決の手助けをします。
これやってると笑いが止まりません。
ある意味、賢いよね。
すべてのカラクリをわかってやってんだから。
「シャングリラからの伝言」は残念ながら(?)HPを閲覧する限りは無料です。
本は1500円、個人セッションは初回5千円の2回目以降3千円。
これがすべてです。
電話相談も(仕事中は電話に出れません)無料。
でも極力メールでお願いします。
お金をもらう、もらわないではないし、そのお金が高い安いでもないのです。
そりゃその人たちの勝手ですから。
ただ、相手を自立した目覚めへと誘わないのなら、そりゃニセモノだって。
いっぺんね、その老師と膝つきあわせて話してみたいと思うんです。
僕にはその勧誘してくる人(別にしつこくはないんですよ)を見ていたら、どの程度のものかすぐに判断つくんですけど。
だってね、その人たちこんなこと言うんですよ。
「わたしここに入って20年になりますが、まだそこまでの話は聞いていません。そのうちまたお話し下さると思うんですが・・・」
ね、馬鹿丸出しでしょ?
おまけにヒーラーの目から見れば、皆さん全然癒されていません。
自分のトラウマと戦っているのが丸わかり。
人生が変わった気がしているだけというやつです。
そしてその人たちには僕が何者かが全然見えていない。
すべて本人の勝手だからいいんだけど、人を引き込むのはご遠慮願いたい。
ダルイです、はっきり言って。
その老師の元には世界各国の国賓クラスがたくさん来られるそうです。
世の中それだけ道に迷ってる人たちが多い、というか国賓クラスがそういうことで大丈夫なんか、その国?
そして、世の中本物と偽物の区別がつかないアホも多いということであります。
仕方がないんでしょうけどね。
そういう格式のあるところで老師が勿体ぶって話すのと、こんなブログでギャグ満載で語るのとでは聞き方が違うのでしょう。
前にも書きましたが、愚かな人々にとっては何を聞いたかじゃなくて、誰がそれをしゃべっているのかが大切なのです。
ま、好きにしてくれって感じ。
2011.6.28