更年期障害の原因

藍がお世話になっているところでは、当然のことながら無農薬で米や野菜を育てています。

しかし周りの農家はバカスカ農薬を撒いています。

主に飛行機での空中散布ですが、かなりの回数撒くみたいで、そうなると藍のところの田畑も影響を受けますから完全無農薬とは言えなくなります。

本当の意味での自然農というのがもっと浸透すれば、日本人の食生活も変わるのに。

 

さて、女性が閉経期を迎えるくらいに何か体調不良を訴えて医者に行くと、原因がようわからんので「更年期障害」という病名がつけられます。

これ考えてみたら非常にバカバカしいのですが、思春期障害とか老年期障害とかいいますか?

確かにその年代ならではの体や精神的な不調というのはあるでしょうが、どうもその病名つけてたらとりあえずOKみたいな感じが納得しかねます。

更年期になるとホルモンバランスが変わるのでそれに体がついていけない場合、様々な症状(発汗、火照り、不安など)が出ると言われます。

これは確かにそうなのですが、ではなぜそうなるか?というのをスピリチュアル的に考察してみましょう。

 

今からお話しすることは先日ふと頭に浮かんだことでして、いまだ発表すべきかどうか、そこまでの確信がありません。

かといっていい加減な話ではなく、もっときちんと肉付け出来てからお話ししようかどうしようか迷っていたのです。

でも今はすべてがスピードアップしていますので、とりあえずは核心部分だけでも書いておきます。

 

男女を問わず更年期を迎えホルモンバランスが変わる、子供が独立して夫婦だけの時間が増える、仕事の先が見えてきて次の展開を考える必要がある、等々。

この時に大切なのは、実は自分の中の男性性と女性性のバランスなのです。

それがとれている人は、まず問題を起こしません。

よく考えてみてください。

更年期とは、自分を縛っていたもの(父親としての自分、夫としての自分、一家を養わなければならない自分、母親としての自分、妻としての自分、主婦としての自分)、そういったものから解放され始める時期なのです。

それすなわち、男なら男性性、女なら女性性からの解放ということになります。

あくまでも社会においての固定概念としての男性性、女性性です。

その時に自分はまだまだ男性性優位でやっていきたい、つまり仕事をし、金を稼ぎ、父親面、夫面をしたいと思っても、それを必要とされない現実がやってきます。

まだまだ女性性優位でやっていきたい、つまり家庭を守り、料理をし、家事をし、母親面、妻面をしたいと思っても、それを必要とされない現実がやってきます。

あれだけ頑張って家庭生活、社会生活をやってきたのに、それら自分の拠り所となる、自分を証明するべきものが誰からも必要とされなくなるなんて!

こうやって人は自律神経のバランスを失い、様々な肉体的および精神的症状を呈するようになります。

 

上に述べたのは更年期障害を起こす社会的な原因です。

もう一つ個人的な原因というのがあります。

男性性も女性性もそれぞれ父親、母親から受け継ぎます。

つまり自分の中の両性のバランスは両親をどこかで模倣しているということです。

そもそもそのバランスがとれていないということは、幼い時からの両親との関わり合い方に問題があったに他なりません。

そして多くの父親母親は、各々好き勝手に「今度は女の子が欲しい」「次は男の子が欲しい」などと願ったり、それを周囲に話したりしています。

これは生まれてくる子供からすれば最悪。

どうして自分の性をそのまま受けいれてくれないのか?

 

親が願った通りの性別で生まれてくればどうなるかというと、その期待通りに頑張ってしまいます。

親が女の子や男の子を欲しがる理由というのがありますから、それを叶えてあげるように頑張るわけです。

そして更年期になってその必要性がなくなるとどうなりますか?

親の願いと違う性別で生まれてくればどうなるかというと、自分の性を否定し、逆の性(すなわち親が願った性)が優位になるように頑張ってしまいます。

自分自身を長年否定し続けてきて、更年期になりその必要性がなくなればどうなりますか?

 

この話が複雑なのは、父親と母親が願う子供の性別が必ずしも一致しないということです。

 

こういった場合、更年期あたりで自分の中のそういった性別に関わるトラウマを彷彿とさせる何らかの出来事に出会うことが多いようです。

それによりずっと抑え込んでいたトラウマがフラッシュバックするというか、表面化してしまってすごく落ち込んでしまうのです。

 

日本に限らず全地球上において、これまでは男性性の時代でした。

これからは女性性の時代と言われますが、実際には男性性に傾きすぎたものを元に戻し、両性のバランスをとる、そのためには女性性に強く目覚める必要があるということです。

そして今は地球自体の波動がそれをかなり容易にしてくれています。

ということで、なんだか僕も「わたしの中の女が目覚めてきたみたい、ウフッ」

2011.7.16

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