子供たちがキャンプでいないおかげで家の中は静寂、妻と二人だけの生活です。

しかし今朝は離婚の危機でした。

夢の中の話ですけど。

原因は妻の作った食事にあります。

夢の中で妻は外出しなければならなかったので、作って食卓に置いてありました。

トマトソース味のスパゲッティとご飯、そして小皿にもう一丁スパゲッティ。

これはメインのやつより多少ハムやら野菜やらが多く入っていて、オリーブオイルと塩胡椒で味付けしてあります。

僕はブチ切れました。

トマトソースのスパゲッティだけ食べてあとは残し、帰ってきた妻に向かって

なんで、主菜と副菜が同じやねん!

おまえ結婚して何年になる思てんねん。

まだ、こんなことやってんのか。

 

16年前の新婚当初、僕はしょっちゅう妻に怒鳴っていました。

今からお話しするのはすべて僕の視線ですからね。

冷蔵庫を開けて調味料がオタフクソースしかない。

こんなこと関西では考えられません。

ウスターソース、トンカツソース、マヨネーズにケチャップというのがなかったのです。

ぜ~んぶ、オタフクで間に合わすつもりだったようで、僕にしたら「はあ?何考えてんの?」

 

大変失礼ながら、僕はオタフクソースの影響で広島の人の味覚は少し発達するのを阻害されているのではないかと思います。

妻にしてもそうなんですが、美味しいものを美味しいというのはわかるんだけど、それを再現するということができない。

そういう気がするんです。

 

僕は一人暮らしが長かったので一通りの料理はできます。

新婚旅行から帰ってきて妻が最初にお昼に作ったのがチャーハン。

炊きたてのご飯を使って、ベチャベチャになったやつがフライパンにくっつきまくっている。

それをオタマでチンタラかき混ぜているのを奪い取って「アホかい!こういう風にやるんじゃ」とフライパンを大きく動かし始めたら、妻は横で泣いていました。

主菜とその他の一品に使っている食材がかぶるなんてしょっちゅう。

「おまえね、ここでこれ使って、なんでまたこっちでもこれ使うの?」

数年こういうのが続いたのですが、いつのまにかマクロビになって、妻の料理の上手下手は目立たなくなりました。

 

夢の中で妻に怒鳴ったのはこういう背景があるからです。

妻は謝りもせず何を言ったかというと「だって、それしかなかったんじゃもん」

ナンボそれしかないいうたかて、ほな一品の方のスパゲッティはいらんやないか。

結婚して16年も経っていまだにこれではもう我慢ならない。

超久々に藍が小さかった時によく言った言葉を投げつけました。

「子供はいらんから、一緒に連れて帰ってくれ」

残念ながら夢の中の妻は結婚当初みたいに「ごめんなさい、許して下さい」とは言いません。

根性の据わった芯の強い今の妻そのものです。

それから親戚とかまじえてややこしい話だったのですが、そこは割愛。

 

僕は最近夢の中でもいろんなことを考えます。

ワンネスに基づいた考えをすることもあれば、今日のように昔と何にも変わらない思考をすることもあります。

ここで面白いのは夢の中でも新婚当初のことを思い出して怒っているということです。

過去の記憶を引っ張り出して人を怒るというのは、まさにこの三次元世界特有の現象。

 

夢を見ている時、人の魂は大部分があの世(別の次元)に行っていますが、一部は肉体にとどまります。

魂全部があの世へ行くと、文字通りあの世に逝ってしまうことになるからです。

肉体に一部の魂をつなぎとめておくのに重要な役割をするのが歯ぎしりだったり、くいしばりだったりするのでした。

一部がこの次元にとどまっているために、どうしても現世的なマインドの影響を受けてしまいます。

それが夢の中での自分の思い癖とかになるのでしょう。

ときにその影響が少ないこともあり、その時はまともな自分で思考し行動しています。

要するにたとえ夢の中であっても、自分の中にいる多種多様な人格がその状況に応じて出てくるということなんですね。

 

最後に一言。

久江さん、ゴメンなさい(笑)

2011.7.27